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SDGs活動報告01

2022.06.03
実施主体と共催・賛助体制など

【主  催】共和海建グループ、きしわだ自然資料館、CIFER・コア
【共  催】鰮巾着網漁業協同組合、岸和田漁業協同組合、春木漁業協同組合、みなとオアシス岸和田運営協議会
【後援・協力】(一社)大阪府港湾協会、大阪府都市整備推進センター、堺泉北埠頭㈱、貝塚市立自然遊学館、大阪湾見守りネット、大阪海さくら、東洋建設株式会社(アマモ養殖)

内容

令和4年5月29日(日)に阪南2区(ちきりアイランド)南側人工干潟(大阪府岸和田市) にて「阪南2区人工干潟おけるSDGs活動」が行われました。
このイベントでは共和海建グループ、きしわだ自然資料館、CIFER・コアが主催し連携して約75名の人々が参加しました。

目的

阪南2区の人工干潟において。生物観察会・アマモの移植・野鳥観察会・漂着するプラスチックやアオサのゴミ清掃等のSDGs活動を継続的に推進することが目的です。
普段はここの人工干潟は、海辺の生態系を保全のため関係者以外立入禁止です。

出港

当日は雲ひとつない晴天で適度に風もあり天候に恵まれた中で開催されました。
地蔵浜みなとマルシェの船着場に集合して船で出発し、10分ほどで干潟に到着しました。

到着

人工干潟が生まれた経緯や、きしわだ自然資料館による現地説明や危険な場所の説明がありました。
●ごみ拾い
弊社を含む共和海建グループはごみ拾いから始めます。
実はこの干潟に部分に打ちあがっているゴミは拾ってはいけないのです。2010年からきしわだ自然資料館によって海洋生物の大阪湾生物一斉調査を毎年開催していており、その調査ではこのごみにも様々な海洋生物は住処にしているようです。

今回、ごみを拾う範囲は石積みの周りのごみです。
網やプラスチック製品やビニール袋など様々なものが石積みに挟まっていました。 各自拾ったごみはごみ袋いっぱいになりました。


●干潟生物採取
その後、参加者は手網やスコップなどを手に干潟の生き物の探索をしました。
この干潟には多くの貝が生息しており、アサリや塩を巣穴に入れると出てくるマテガイも見つかりました。


時折「クァー」という鳴き声が聞こえ、空を見上げると餌をもとめて野鳥のアオサギが飛んで来ていました!

アオサギ発見!

干潟の陸側は一面にはツルナやアシの緑がひろがり、その間にハマヒルガオが咲いていました。

帰港

1時間半ほどの探索にて、干潟で採集を行ったのち漁港に戻りました。
拾ったゴミも持ち帰ります。

勉強会

そして昼食後の午後からは干潟で何が採取されたか調べたりと勉強会が開催されました。
皆様さまざまな多くの海洋生物を採取していました!!
きしわだ自然資料館の方々に質問したり、資料と照らしあわせて答えあわせをします。

まとめ

晴天の下でごみを集めたが、発砲スチロール、ビニール袋、ペットボトル、ゴムチューブ、貝殻など、各自ごみ袋がいっぱいに集まりました。陸地側からの投棄ごみが大半と思われ、改めての海の環境保全に対する意識を高めていく必要性を感じた。そしてごみを集めるにつれ、石積み部分がきれいになっていくのを自分の目で見て体験することで達成感を得られる活動であった。
干潟生物の観察では地域の一般の方もたくさん参加されていました。
干潟に生きる生物の観察でやゴミ収集を通してSDGsについて考えるきっかけになるのではないでしょうか。
これらはSDGs14番目の目標海の豊かさを守ろう」につながります。
この活動をより多くの皆様に知って頂き、SDGs活動を継続的に推進していきたいと思います。